菓子パンを食べると太る理由は?太りにくい食べ方も解説!

甘くて美味しい菓子パン。

おやつやデザート代わりとして楽しんでいる方も少なくないでしょう。

しかし「太りやすいからダイエット中は食べられない」と悩んでいる人も・・・。

本記事では、菓子パンを食べると太る理由について詳しく解説!

あわせて、太りにくい菓子パンの食べ方や、カロリーの低い菓子パンについても紹介しているので、「菓子パンを食べたいけど太りたくはない!」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

菓子パンを食べると太る6つの理由

菓子パンを食べると太る主な理由は以下の6つです。

  • 1個あたりのカロリーが高い
  • 含まれている砂糖の量が多い
  • 糖質や脂質が多く含まれている
  • 食後の血糖値が急激に上がりやすい
  • 消化が早く腹持ちが悪い
  • 菓子パンに含まれる砂糖やグルテンに依存性がある

それぞれの理由について詳しく解説します。

カロリーが高い

菓子パンは、以下のように食パンなどのパンと比べてカロリーが高いため、たくさん食べると、カロリー過多で太りやすくなってしまいます。

  • デニッシュ:440cal
  • メロンパン:349kcal
  • チョコパン:340kcal
  • クリームパン:286kcal
  • ジャムパン:285kcal
  • 食パン:246kcal

※100gあたりのkcal
(参考:食品成分データベース|文部科学省

上記は100gあたりのカロリーなので、1個まるまる食べると、500Kcalを超える商品もあるでしょう。

菓子パンは甘くて美味しく、食べやすいので、「ついついたくさん食べてしまう」という人もいますが、2個以上食べると摂取カロリーが1,000kcalを超えることもあります。

カロリーが高い割には、腹持ちが良いわけではないため、結果的に食べる量も増えてしまい、太る原因となるでしょう。

含まれている砂糖の量が多い

甘い菓子パンには、言うまでもなく大量の砂糖が入っています。

甘みを強くする目的以外にも、生地のしっとり感や色付きのためにも砂糖をたくさん使うことも。

砂糖は「ブドウ糖」「果糖」の2つでできています。

ブドウ糖は、体の細胞などのエネルギーになるので、脂肪になる割合は低いのですが、果糖は脂肪になりやすいため、大量に摂取すると太る原因に。

太ってしまうこと以外にも、生活習慣病や糖尿病などの原因になることもあるので、菓子パンは量に気をつけて食べるようにしましょう。

糖質や脂質が多く含まれている

菓子パンに含まれている栄養素は、主に砂糖や小麦などの糖質とバターやクリームなどの脂質がメイン。

糖質や脂質は、身体の健康を維持したり、効率的な脳の活動のためには大切な栄養素ですが、摂取量が多すぎると、脂肪として蓄積されてしまいます。

また、菓子パンには身体を作るタンパク質や身体の健康バランスを保つビタミン・ミネラルなどは、あまり含まれていないため、栄養バランス的にも健康に良い食品とはいえません。

食後の血糖値が急激に上がりやすい

菓子パンには砂糖や小麦粉が大量に入っているため、消化・吸収が早く、食後の血糖値が急激に上がりやすくなってしまいます。

体内の血糖値が上昇すると、血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンが分泌されます。

このインスリンには、血中の糖分を脂肪にして、蓄える働きがあります。

緩やかに血糖値が上昇する場合は、大きな問題にはなりませんが、血糖値が急上昇してしまうと、インスリンが過剰に分泌されて、身体に脂肪が溜まりやすくなり、太ってしまいます。

消化が早く腹持ちが悪い

菓子パンは、早く消化されてしまうため、腹持ちが悪い食品です。

カロリーが高い割には、腹持ちが悪いため、「もっと食べたい」という欲求が高まり、他のお菓子などの間食が増えてしまい、太ってしまいます。

また、菓子パンは柔らかいものが多いため、咀嚼による「満腹中枢」の刺激も期待できません。

満腹感を得にくいという点も太りやすさにつながっています。

菓子パンに含まれる砂糖やグルテンに依存性がある

菓子パンに含まれる砂糖やグルテンには依存性があると言われています。
(参考:パンは消化が悪いって本当?小麦が与える腸への影響|福岡天神内視鏡クリニック
(参考:甘いもの好きな人必見!砂糖依存症について|品川メンタルクリニック

そのため、甘い菓子パンを食べると、もっと食べたくなってしまいます。

砂糖やグルテンによる中毒になると、毎日菓子パンを食べないと落ち着かなくなり、太ってしまったり、生活習慣病になってしまうことも・・・。

菓子パンに含まれる砂糖やグルテンに依存性があることを忘れずに、食べる量を調整するようにしましょう。

菓子パンによる身体への悪影響

菓子パンによる身体への悪影響を紹介します。

  • 太りやすくなる
  • 糖質・脂質の過剰摂取で病気のリスクが高くなる
  • 糖質の過剰摂取で疲れやすくなる

それぞれについて詳しく解説します。

太りやすくなる

菓子パンはカロリーが高く、糖質や脂質量も多い食べ物です。

そのため、軽食や間食として、毎日食べ続けていると、脂肪として蓄積されてしまいます。

菓子パンを絶対に食べてはいけないというわけではありませんが、カロリーや脂質・糖質の数値を確認して、食べる量には気をつけるようにしましょう。

糖質・脂質の過剰摂取で病気のリスクが高くなる

菓子パンに含まれている糖質・脂質は、過剰に摂取すると、肥満だけでなく、糖尿病や生活習慣病などを引き起こす恐れがあります。

病気のリスクが高まるだけでなく、肌荒れなどの原因になることもあるため、身体の内外の健康を保つためにも、菓子パンを食べすぎない生活を心がけましょう。

糖質の過剰摂取で疲れやすくなる

甘いものは適量であれば、疲れをとってくれますが、食べすぎると体が疲れやすくなってしまうため、食べ過ぎには注意が必要です。
(参考:そんなあなたは砂糖依存症|福島県立医科大学

糖質を過剰摂取すると、ドーパミンというホルモンの分泌量が低下してしまいます。

ドーパミンは、元気に日々を過ごすために必要不可欠なホルモン。
分泌量が減ると、疲れやすく、元気が出ない状態が続いてしまいます。

菓子パンを多く食べていて、疲れが取れない人や、やる気がなかなか出ないという人は、食べる量を見直してみるのがおすすめです。

太りにくい菓子パンの食べ方

「太りたくはないけど、菓子パンが好き!」
「太りににくい菓子パンの食べ方はないの?」という方のために、以下の5つの太りにくい菓子パンの食べ方を紹介します。

  • 朝ごはんとして食べる
  • 温かいスープや飲み物と一緒に食べる
  • 食べる回数を減らす
  • タンパク質や野菜と一緒に食べる
  • 20分以上かけてゆっくり食べる

ぜひ、参考にして、適切に菓子パンと付き合ってみてください。

朝ごはんとして食べる

菓子パンを食べたいなら、朝ごはんとして食べるのがおすすめです。

朝から昼間にかけては、身体の活動量が増えるため、カロリーが消費されやすい時間帯なので、高カロリー・高脂質・高糖質な菓子パンを食べても、太りにくいでしょう。

また、脳や体が眠っている朝に糖質が多い菓子パンを食べることで、1日の活動の始まりをスムーズにすることも期待できます。

ただ、菓子パンは食べすぎると太ってしまうので、手のひら2個分くらいの量がおすすめ。

また、前日の夜ごはんから10時間以上あけることで、菓子パンのカロリーや糖質がより身体の活動のためのエネルギーとして使われやすくなります。

夕食は、体内の血糖値が急上昇しにくいGI値が低いものにすると、さらに効果が期待できるでしょう。
※GI値とは、食べ物を食べた時の血糖値の上昇具合を表す値。
血糖値が急上昇すると大量のインスリンが分泌されて、脂肪がつきやすい体になってしまうと言われています。

温かいスープや飲み物と一緒に食べる

温かいスープや飲み物を胃に入れることで、代謝が上がり、消化も良くなります。

特に、朝は胃腸が眠っている状態なので、温かいものを飲んで胃腸を起こしながら、菓子パンを食べるのがおすすめです。

ぜひ、野菜スープや、紅茶、白湯などと一緒に朝の菓子パンを楽しんでみてください。

食べる回数を減らす

菓子パンを食べたからといって、すぐに太るわけではありません。

あくまでも、摂取量が多い場合に太ってしまうため、食べる回数を減らすことで、菓子パンを食べても太りにくくなるでしょう。

例えば、毎日食べていた場合は、食べる頻度を2〜3日に1回などにするだけでも良いので、菓子パンを食べすぎている自覚がある人は、ぜひ試してみてください。

タンパク質や野菜と一緒に食べる

菓子パンには身体を作るタンパク質や、身体の調子を整えるビタミンや食物繊維などの栄養素が不足しています。

そのため、菓子パンを食べるときには、タンパク質を多く含む鶏肉や卵、大豆製品や、野菜などと一緒に食べましょう。

特に、キャベツなどの野菜に含まれる食物繊維には、血糖値の上昇を緩やかにして、脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。

その効果をしっかり発揮するために、先におかずを食べてから菓子パンを食べるのがおすすめです。

20分以上かけてゆっくり食べる

菓子パンを食べるときは、20分以上の時間をかけてゆっくり食べるのがおすすめです。

「ごはんをゆっくり食べていたら、いつもと同じ量なのに食べきれなかった」という経験がある人がいるように、ゆっくり時間をかけて食べることで、早食いするよりも、しっかりと満腹感を得ることができます。

血糖値の急上昇も防ぐことができるので、菓子パンを食べる際はできるだけゆっくり食べるようにしましょう。

ダイエット中は避けた方がよい菓子パン

ダイエット中は、以下のようなカロリーの高い菓子パンは避けるのがおすすめです。

  • デニッシュ:440cal
  • メロンパン:349kcal
  • チョコパン:340kcal
  • クリームパン:286kcal
  • ジャムパン:285kcal

※100gあたりのkcal
(参考:食品成分データベース|文部科学省

菓子パンは、カロリーが高い割には、満腹感を感じないものが多いので、1日の摂取カロリーを制限しなければならないダイエット中には、あまりおすすめできません。

どうしても菓子パンを食べたい場合は、バターを使っているものや油で揚げているものは、できるだけ避けるようにしましょう。

太りにくい菓子パンランキング

第1位:BASE FOOD|26種類の栄養素が入った完全栄養食『継続コース カスタマイズ14袋セット』

ベースブレッド スターターセット

BASE BREADは糖質量は25g以下に加えて、1食で1日に必要な栄養素の1/3を摂れる+高たんぱく質が摂取できるパンなので、筋トレや健康面を意識している人におすすめです。

1袋のたんぱく質は約13.5g。2袋+プロテイン1杯と併用すれば、たんぱく質を約53gも摂取できます。

ビタミンBや食物繊維など栄養素は26種類入っているので、栄養面でもバッチリ。

BASE BREADには8種類の味がありますが、菓子パンを食べたい人に特におすすめなのは、チョコ・シナモン・メープル・ミニ食パンレーズンの4種類。

しっかり甘みを感じる美味しさなのに、腹持ちも良いので、太りたくないけど、甘い菓子パンが食べたい人におすすめです!

製品情報

おすすめ

    • チョコ
    • シナモン
    • メープル
    • ミニ食パン・レーズン
    糖質量※糖質量は1袋あたり
    • チョコレート23.1g ×4
    • ミニ食パン・レーズン34.3g ×4
    • メープル:23.5g ×2
    • シナモン:23.4g ×2
    価格 通常3,840円
    初回限定2,672円※継続コース初回特典商品価格20%オフ使用※2回目以降2,672円
    カロリー※1袋あたり
    • チョコレート232kcal
    • ミニ食パン・レーズン281kcal
    • メープル:235kcal
    • シナモン:232kcal
    タンパク質 各13.5g
    食物繊維
    • チョコレート3.9g
    • ミニ食パン・レーズン3.2g
    • メープル:3.7g
    • シナモン:3.7g
    炭水化物
    • チョコレート27.0g
    • ミニ食パン・レーズン25.5g
    • メープル:27.2g
    • シナモン:23.4g
    ローソンのブランパンのような味
    甘味 ★★★☆☆
    食感 しっとりやわらか
    トランス脂肪酸 記載なし。入っていてもバターなので、ショートニング・マーガリンに比べて少ない
    自宅に届くまでの日数 注文から4〜5日
    原材料 【共通】

    小麦全粒粉(国内製造)、小麦たんぱく、還元水飴、大豆粉(遺伝子組換えでない)、もち米、発酵種、液卵、ライ麦全粒粉、小麦胚芽、米ぬか、バター、食用こめ油、チアシード、パン酵母、米酢、食塩、小麦粉、海藻粉末、粉末油脂、昆布粉末、サトウキビ抽出物、酵母/酒精、調味料(無機塩)

     

    【パン別の原材料】

    • 加工でん粉
    • 油脂加工食品
    • 乳たんぱく
    • 乳化剤
    • 増粘剤(キサンタン)
    • 酸味料
    賞味期限 届いてから約1ヶ月
    メーカー情報
    \初回20%OFF!コンビニで買うよりお得!
    ダイエットについて知りたい方はこちら
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    第2位:Pan&|ほんのり優しい甘さの低糖質パン「ハニーソイ」

    pan& 糖質オフコース

    Pan&の糖質オフハニーソイは、ほんのり甘いはちみつの風味が魅力のソフトなパン。

    優しい甘さが好きな人におすすめです。

    糖質オフパンでもあるので、糖質制限ダイエットをしている人や、糖質の摂りすぎが気になっている人にもおすすめです。

    製品情報

    おすすめ 【糖質オフ】ハニーソイ/はちみつ豆乳パン
    糖質量 10.3g
    価格(税込) 297円(定期初回限定267円)
    カロリー 98kcal
    ほんのり甘い
    甘味 ★★☆☆☆
    食感 しっとりソフト
    タンパク質 4.7g
    食物繊維 記載なし
    炭水化物 ハニーソイ:20.6g
    トランス脂肪酸 記載なし。
    自宅に届くまでの日数 注文日から4〜6日
    原材料 【共通】
    ミックス粉(小麦たんぱく、澱粉、食物繊維、その他)(国内製造)、小麦粉、パン酵母、食塩、モルトエキス/加工澱粉、増粘多糖類、乳化剤(一部に小麦・大豆を含む)【パン別の原材料】

    • 豆乳
    • はちみつ
    • 菜種油
    • 脱脂粉乳
    • バター
    • 砂糖またはグラニュー糖
    賞味期限 冷凍した状態で製造日から365日
    メーカー情報

    第3位:Aloft|糖質カットのチョコを使ったふわふわの菓子パン

     

    aloftの低糖質チョコパンAloftの低糖質パン(チョコ)は、糖質カットのチョコを使った菓子パン。

    ふわふわで柔らかく、カロリーが167kcal・糖質が6gとは思えない美味しさです。

    食物繊維も豊富に含まれているので、便秘に悩まされている方にもおすすめ!

    朝食や間食にぴったりのパンです。

    製品情報

    おすすめ 低糖質パン(チョコ)
    糖質量 約6g
    価格(税込) 270円
    カロリー 167kcal
    チョコレートの味をしっかり感じる
    甘味 ★★★☆☆
    食感 ふわふわ
    タンパク質 10.7g
    食物繊維 記載なし
    炭水化物 20.8g
    トランス脂肪酸 不明 ※油脂についての記載なし
    自宅に届くまでの日数 通常7日営業日以内に発送
    原材料 ミックス粉(小麦たんぱく、大豆粉、その他)(国内製造)、カカオマス、牛乳、バター、卵、蜂蜜、ココアバター、パン酵母、砂糖、塩/加工でん粉、増粘多糖類、乳化剤
    賞味期限 冷凍未開封で20日 /解凍後1日
    メーカー情報
    • Aloft
    • 住所:広島県呉市広多賀谷2丁目3-9
    • お問合せ受付時間:平日12:00〜17:00

    まとめ

    本記事では、菓子パンを食べると太る理由について解説しました。

    菓子パンは、砂糖を多く使い、バターなどの脂質も多く含まれているため、高カロリー・高脂質・高糖質な食べ物です。

    少しの量であれば、太ってしまうリスクは低いのですが、1日に2〜3個も食べてしまうと簡単に太ってしまいます。

    食べる量や、一緒に食べるもの、食べる時間に気をつけることで、太るリスクを減らせるので、ぜひ本記事で紹介した菓子パンの食べ方を参考にして、健康的に菓子パンを楽しんでください。

    ※本記事は、2024年5月8日に更新しています。

    ※記事内の情報は、2024年5月8日現在の情報のため、料金やパンの種類の変更がある場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。

    ※記事内の表示価格は全て税込価格

    執筆者

    棚網 義幸
    棚網 義幸
    年間500個のパンを食べるパン好き。パンが好き好きすぎて2022年に白神こだま酵母(天然酵母)でパンを作っている株式会社サラ秋田白神に入社。現在は、毎朝天然酵母パンを食べて、休日はパン屋巡りをしています。
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