サクサクのパン生地に、熱々とろとろのルーが美味しいカレーパン。
「油で揚げているし、カロリーがすごく高いのでは?」という疑問がある人は少なくないでしょう。
結論からいうと、一般的なカレーパンのカロリーは、258kcalで、食パンやフランスパン、あんぱんなどと比べると、著しくカロリーが高いわけではありません。
本記事では、他のパンや、メーカー別のカレーパンのカロリーを徹底比較!
あわせて、ダイエット中でもカレーパンを食べたい!という方のために、太りにくい食べ方も紹介します。
「カレーパンは好きだけど太りたくない」という人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
カレーパンのカロリーはメーカーによって異なる
あすけんによると、一般的なカレーパンのカロリーは258kcalです。
ただし、使っている材料により、カロリーは大きく変わるため、メーカーによってカレーパンのカロリーは変わります。
また、一般的なカレーパンは揚げて作りますが、メーカーによっては「焼きカレーパン」を販売しています。
焼きカレーパン※は、1個あたりのカロリーが100Kcal程度なので、ダイエット中にカレーパンが食べたくなった場合などの選択肢としても良いでしょう。
※参照:pasco
カレーパンのカロリーは他のパンと比べると少し高め以下のように、メロンパンのカロリーは他のパンの比べると少し高めです。
- カレーパン:258kcal
- 食パン(6枚切り):149kcal
- クロワッサン:219kcal
- フランスパン(1/3本80g):231kcal
- あんぱん(こしあん):228kcal
参照:あすけん
カレーパンは油で揚げて作るため、「ものすごくカロリーが高そう」というイメージがある方も少なくありませんが、あんぱんなどの菓子パンや、フランスパンと比べて著しく高いわけではありません。
そのため、カロリーに関して神経質になりすぎる必要はないでしょう。
コンビニ各社のカレーパンのカロリーを比較!
筆者が実際に食べた大手コンビニ3社(セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン)のカレーパンのカロリーはそれぞれ以下の通りです。
- お店で揚げたカレーパン:267kcal
- 欧風カレーパン:292kcal
- 大きなチーズカレーパン(CoCo壱番屋監修):426kcal
- ファミマ・ザ・カレーパン:354kcal
- カレーパン:419kcal
- あらびきウィンナー&カレー:411kcal
※1袋あたりのカロリー
上記の6種類のカレーパンのカロリーの平均は361.5Kcal。
あすけんによる「一般的なカレーパン」のカロリーと比較すると100Kcal以上も高い結果となりました。
今回、筆者が食べたカレーパンは、チーズが入っているものがあったため、平均値が大きくなったと考えられます。
また、パン粉が多いカレーパンや、生地が厚いカレーパンは、油を吸いやすいためか、カロリーが高い傾向にあるようです。
糖質多め?カレーパンに含まれる栄養成分も解説
一般的なカレーパンに含まれている栄養成分は以下の通りです。
- エネルギー:258kcal
- タンパク質:7.6g
- 脂質:10.5g
- 炭水化物:35.9g
- 塩分:0.5g
参照:あすけん
カレーパンの糖質量は、白米100g(お茶碗1杯分)の糖質量である37.1gとほとんど変わらない数値です。
そのため、1食の主食として食べる場合は、特別糖質が高いとは言えないでしょう。
なお、カレーパンは油で揚げているパンです。
おかずにも揚げ物があると、カロリーや糖質の摂りすぎになってしまうため、カレーパンを食べる際は、ビタミンや食物繊維、タンパク質などのバランスを考えたおかず選びを心がけてみてください。
太りにくいカレーパンの食べ方
油で揚げているので、他のパンと比べるとカロリーが高めなカレーパンですが、食べ方を工夫することで、普通に食べるよりは太りにくい状態を目指すことができます。
太りにくいカレーパンの食べ方は以下の通りです。
- 朝食の時間に食べる
- 野菜を先に食べるようにする
- 温かい食べ物と一緒に食べる
それぞれの食べ方について詳しく解説します。
朝食の時間に食べる
朝食としてカレーパンを食べれば、活動量が多い日中にエネルギーが消費されるように朝食として食べるのがおすすめです。
夕飯以降は活動量が少なくなり、エネルギーが消費されにくくなってしまいます。
カレーパンに限らず、カロリーが高い食品を食べるときは朝食の時間に食べると太りにくい身体作りができるでしょう。
野菜を先に食べるようにする
ダイエット中にカレーパンを食べるときは、食物繊維が多い野菜を先に食べるのがおすすめです。
特に空腹時は、先に野菜を食べることで、糖質・脂質の吸収を抑えて、血糖値の上昇を穏やかにする効果が期待できます。
具体的には、以下のような野菜がおすすめです。
- 切り干し大根
- ごぼう
- にんじん
- ほうれん草
- キャベツ
ぜひ、サラダやスープに入れて食事の最初に食べるようにしましょう。
温かい食べ物と一緒に食べる
カレーパンを食べるときはスープなどの温かい食べ物と一緒に食べるのがおすすめです。
スープなどで胃腸を温めておくことで、胃腸の動きが活性化して、全身の代謝が上がりやすくなります。
カレーパンに限らず、特にダイエット中は、温かいものを胃に入れることを意識すると、太りにくい身体を作りやすくなるでしょう。
カレーパンのカロリーに関するよくある質問
カレーパンのカロリーについてよくある以下の2つの質問について詳しく解説します。
- ダイエット中にカレーパンは食べてもいい?
- 糖質制限中にカレーパンを食べてもいい?
カレーパンのカロリーに関する疑問がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
ダイエット中にカレーパンは食べてもいい?
食べる時間や、食べる量、食べ合わせを考えて食べれば、ダイエット中にメロンパンを食べても体重に大きな影響を及ぼす可能性は低いでしょう。
具体的には、以下のような食べ方を試してみてください。
- 朝食の時間に食べる
- 野菜を先に食べるようにする
- 温かい食べ物と一緒に食べる
なお、「気をつけているから」といって、毎日食べるのはおすすめしません。
特にダイエット中は、2週間に1回程度の「ご褒美」として食べるのが良いでしょう。
糖質制限中にカレーパンを食べてもいい?
一般的なカレーパンの糖質量はご飯1杯分(100g)とほぼ同じ量です。
糖質制限中は1食の糖質量は40g以内に収めることが推奨されています。
おかずに糖質がある場合は、丸々1個ではなく、半分などの量に調節すると、糖質量を40g以内に抑えた食事ができるでしょう。
まとめ
カレーパンは、以下のように他のパンと比べると、カロリーが少し高めのパンです。
- カレーパン:258kcal
- 食パン(6枚切り):149kcal
- クロワッサン:219kcal
- フランスパン(1/3本80g):231kcal
- あんぱん(こしあん):228kcal
参照:あすけん
著しくカロリーが高いわけではありませんが、油で揚げているため、脂質量が多くなりがちなパン。
そのため、ダイエットに向いているパンとは言えません。
なお、「ダイエット中でもカレーパンを食べたい」という人は、以下のように、食べるタイミングや、食べ合わせ、を考えるだけでも、太りにくい身体の状態を作ることが出来ます。
- 朝食の時間に食べる
- 野菜を先に食べるようにする
- 温かい食べ物と一緒に食べる
食べる量にも気をつけて、カレーパンを楽しんでください。
※本記事は、2024年10月20日に更新しています。
※記事内の情報は、2024年10月20日現在の情報のため、料金やパンの種類の変更がある場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
※記事内の表示価格は全て税込価格
執筆者
- 年間500個のパンを食べるパン好き。パンが好き好きすぎて2022年に白神こだま酵母(天然酵母)でパンを作っている株式会社サラ秋田白神に入社。毎朝天然酵母パンを食べて、休日はパン屋巡りをしています。
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