「ホームベーカリーではどんなパンが作れるんだろう?」
「ホームベーカリーで作るパンがマンネリ化してきた・・・」
ホームベーカリーでパン作りを始めたものの、決まったレシピを作るのが多いのではないでしょうか。
せっかくホームベーカリーがあるなら、たまには違うレシピにも挑戦してみたいですよね。
そこで本記事では、【ベーシックな食パン・惣菜パン・菓子パン・ハードパン・ちぎりパン・天然酵母パン】の31選のレシピをカテゴリ別にご紹介します。
最後まで読めば、あなたが作りたいレシピが見つかり、今まで以上にホームベーカリーを活用できるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ホームベーカリーで作れるパンレシピ
- ホームベーカリーにおすすめの小麦粉
- パン作りでよく使う材料で自宅にあって代用できるもの
- ホームベーカリーでパンを作る際に知っておくべきこと
- 焼き上がったパンを美味しく保存する方法
ホームベーカリーを持っていない方は、先に下記記事をチェックしてみてください。
※記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部がGOOPANに還元されるケースがあります。
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基本からアレンジまで!ホームベーカリーで作りたい食パンレシピ6選
ホームベーカリーを購入したらまず作ってみたいのが食パンですよね。シンプルな角食パンから、菓子パンのようにそのまま食べられる食パンまで6つのレシピを厳選しました。
シンプルで美味しい!『ベーシックな角食パン』
【材料:ベーシック角食パン1斤分】
- 強力粉:250g
- 砂糖:15g
- 塩:4g
- ドライイースト:3g
- 無塩バター:25g
- スキムミルク:20g
- 水:165g
【作り方】
- ホームベーカリーに材料をすべて入れる(こね+一次発酵)
- 生地を取り出して3分割し、10分のベンチタイムを取る
- 20cm×16cm程度の長方形に伸ばし、型に合わせて三つ折りにする
- 麺棒で縦24cm程度に伸ばし、下から丸めて巻き終わりをしっかりとじる
- バターを塗った型に生地を3つ並べて入れ、二次発酵させる
- 型に蓋をして200℃に予熱したオーブンで28分焼く
こんがりきつね色の耳まで美味しい角食パン。その名の通りベーシックな食パンなので、そのまま食べても、トーストしてバターやジャムをつけてもOKです。
おすすめのアレンジはカツサンド。しっとりとしたきめ細やかな生地にソースが染み込み、具材の美味しさをぐっと引き立てます。
家族みんなが毎日食べられる、シンプルだけど飽きのこない定番の食パンです。
何もつけずにそのまま味わる『生クリーム入りのリッチな角食パン』
【材料:生クリーム入りリッチな角食パン1斤分】
- 強力粉:260g
- 砂糖:20g
- 塩:4g
- ドライイースト:3g
- 無塩バター:15g
- 生クリーム:100g
- 牛乳:100g
【作り方】
- ホームベーカリーに材料をすべて入れる(こね+一次発酵)
- 生地を取り出して3分割し、10分のベンチタイムを取る
- 20cm×16cm程度の長方形に伸ばし、型に合わせて三つ折りにする
- 麺棒で縦24cm程度に伸ばし、下から丸めて巻き終わりをしっかりとじる
- バターを塗った型に生地を3つ並べて入れ、二次発酵させる
- 型に蓋をして200℃に予熱したオーブンで25分焼く
生クリームを生地に練り込んだ、ほんのり甘い贅沢な角食パンです。
そのまま、もしくはトーストで、何もつけずに食べるのが一番美味しい食べ方。なめらかな口溶けを感じられるよう、厚切りにするのがポイントです。
生クリームさえあれば、特別な材料はいりません。週末の朝、ゆったりと味わいながら食べたいパンです。
しっとりむっちりで、ほのかな甘味が口に広がる『豆乳の角食パン』
【材料:豆乳の角食パン1斤分】
- 強力粉:260g
- 砂糖:20g
- 塩:4g
- ドライイースト:3g
- 無塩バター:25g
- スキムミルク:20g
- 無調整豆乳:205g
【作り方】
- ホームベーカリーに材料をすべて入れる(こね+一次発酵)
- 生地を取り出して3分割し、10分のベンチタイムを取る
- 20cm×16cm程度の長方形に伸ばし、型に合わせて三つ折りにする
- 麺棒で縦24cm程度に伸ばし、下から丸めて巻き終わりをしっかりとじる
- バターを塗った型に生地を3つ並べて入れ、二次発酵させる
- 型に蓋をして200℃に予熱したオーブンで25分焼く
ほんのり黄色みを帯びた生地が特徴のしっとりとした豆乳の角食パン。
いつもの食パンとはひと味違う、大豆の甘みとコクを感じられます。
イソフラボンたっぷりで美容や健康を意識する女性にもおすすめです。トーストにしても、フレンチトーストにしてもおいしく食べられます。
素朴でほっとする味わい『全粒粉の角食パン』
【材料:全粒粉の角食パン1斤分】
- 全粒粉:100g
- 強力粉:150g
- 砂糖:15g
- 塩:4g
- ドライイースト:3g
- 無塩バター:25g
- スキムミルク:20g
- 水:165g
【作り方】
- ホームベーカリーに材料をすべて入れる(こね+一次発酵)
- 生地を取り出して2分割し、10分のベンチタイムを取る
- 20cm×16cm程度の長方形に伸ばし、型に合わせて三つ折りにする
- 麺棒で縦24cm程度に伸ばし、下から丸めて巻き終わりをしっかりとじる
- バターを塗った型に生地を2つ並べて入れ、二次発酵させる
- 型に蓋をして200℃に予熱したオーブンで25分焼く
小麦を丸ごとひいたビタミンやミネラルたっぷりの全粒粉食パンは、しっかりと栄養をとりたい朝にぴったりの食パンです。
小麦の香りと独特の食感が癖になる味わいで、サンドイッチにするのもおすすめです。
ほんのり茶色みのある香ばしい生地は、見た目もおしゃれに仕上がります。
ジューシーな蒸しレーズンがポイント│レーズンの山食パン
【材料:レーズンの山食パン1斤分】
<パン生地>
- 強力粉:260g
- 砂糖:26g
- 塩:4g
- ドライイースト:3g
- 無塩バター:26g
- バターミルクパウダー(スキムミルクでも可):22g
- 水:187g
<具材>
- ドライレーズン:150g
【作り方】
- ドライレーズンを蒸し器等で15分蒸して冷ましておく
- ホームベーカリーにすべてのパン生地材料を入れて20分こねる
- ホームベーカリーから出して9割程度まで手ごねし、24cm四方に伸ばして①のレーズンを半量散らす
- 三つ折りにして残りのレーズンを散らし、潰さないように下から巻き上げる
- 大きめのボウルに入れ、ラップと濡れ布巾を被せ約2倍の大きさになるまで一次発酵する
- ガス抜きして2分割して10分のベンチタイムを取る
- 20cm×16cm程度の長方形に伸ばし、型に合わせて三つ折りにする
- 麺棒で縦24cm程度に伸ばし、下から丸めて巻き終わりをしっかりとじる
- バターを塗った型に生地を2つ並べて入れ、二次発酵させる
- 焼く直前に軽く霧吹きをして190℃に予熱したオーブンで26分焼く
ふっくらとしたレーズンがゴロゴロ入った食パンです。
レーズンを絶品に仕上がる秘訣は、レーズンをジューシーに蒸すこと。ほんのひと手間で味の違いは歴然です。
食べるときにはトーストしてバターをたっぷりのせてみてください。
じゅわっと染み込んだバターの塩気とレーズンの甘みが相性ぴったり。贅沢な気分が味わえます。
▼蒸し器がない場合のレーズンの蒸し方も参考にしてみてください。
香ばしいくるみがアクセント『くるみ食パン』
【材料:くるみ食パン1斤分】
<パン生地>
- 強力粉:250g
- 三温糖:40g
- 無塩バター:20g
- 塩:3g
- 牛乳:175g
- ドライイースト:3g
<具材>
- くるみ:75g(刻んでおく)
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- 具入れブザーがなったらくるみを入れる
- ガス抜きをし、3分割して15分のベンチタイムをとる
- 丸め直して20cm×18cmの長方形に伸ばす
- 左右の生地を真ん中まで折り込んだ後、下から巻き上げてとじ目を下にする
- バターを塗った型に入れて発行させる(40℃40分)
- 210℃に予熱したオーブンを190℃に下げて25分焼く
たっぷりとくるみを練り込んだ食パンです。
しっとりとした生地にくるみが良いアクセントになり、焼き立てを味見する手が止まらなくなるでしょう。
こんがりトーストして、クリームチーズとはちみつをつけて食べるのもおすすめ。
爽やかなクリームチーズと香ばしいくるみが良く合います。
そのままでもアレンジしても美味しい!ホームベーカリーで作れるシンプルパンレシピ7選
小腹が空いたときやお料理と合わせて食べたいとき、そんなシチュエーションにぴったりのシンプルなパンレシピを7つ厳選しました。
たくさん作ってストックが便利!『作り置き丸パン』
【材料:作り置き丸パン16個分】
- 強力粉:300g
- ドライイースト:2g
- 水:195g
- 塩:6g
- 砂糖:36g
- スキムミルク:21g
- 無塩バター:45g
【作り方】
- ホームベーカリーに材料をすべて入れる(こね+一次発酵)
- 16個に分割して10分のベンチタイムをとる
- もう一度丸め直して最終発酵(35℃40〜50分)
- 180℃に予熱したオーブンで14分焼く
片手でぱくっと食べられる丸パンを大量に作れるレシピです。
お食事と合わせても、おやつにしてもOK。冷凍保存しておけば、さっと温めてすぐ食べられるので便利です。
シンプルな材料で作れて、丸めるだけで簡単に成形ができます。お子様と一緒に楽しみながらパン作りをするのにもぴったりなレシピです。
※手ごねレシピですが、ホームベーカリーでも作れます。
生クリームを練り込んだ贅沢な『リッチ丸パン』
【材料:リッチな丸パン8個分】
- 強力粉:250g
- 砂糖:20g
- ハチミツ:10g
- 塩:3g
- ドライイースト:3g
- 生クリーム:60g
- 牛乳:120g
【作り方】
- ホームベーカリーに材料をすべて入れる(こね+一次発酵)
- 生地を取り出して8分割し、10分のベンチタイムをとる
- 丸め直して天板に並べ、二次発酵する(40℃20分〜)
- 強力粉を振ってクープを入れる
- 200℃に予熱したオーブンで11分焼く
必要な生クリームは60gだけ。冷蔵庫にある少しだけ余った生クリームで作れる、贅沢でコクのある丸パンです。
リッチな口当たりで、何個でも食べられる美味しさです。
生クリーム入りの生地は扱いづらい…と諦めていた方もぜひチャレンジしてみてください。
味だけでなく、成形のしやすさにもこだわった作りやすいレシピです。
好きな具材をはさんで最高のランチに!『バーガーバンズ』
【材料:バーガーバンズ5個分】
<パン生地>
- 強力粉 : 250g
- イースト:2g
- 塩 :5g
- 砂糖:15g
- 卵: 25g
- 牛乳:162g
- バター:12g
【作り方】
- ホームベーカリーにすべてのパン生地材料をすべて入れる(こね20分)
- グルテン膜ができるかチェックし、うまく膜がはらなければ追加でこねる
- ホームベーカリーに再びセット(発酵45分)
- 5個に分割して丸める
- マフィン型に入れて最終発酵(35℃35~45分)
- 卵をぬってごまをふる
- 200℃に予熱したオーブンで14~16分焼く
こんがりとした焼き色が食欲をそそるバーガーバンズ。ふわふわの生地は主役級の美味しさです。
お好みの具材をはさんで、おうちでカフェ風のランチが作れます。
コロンとした可愛らしいバンズで作ったハンバーガーは、お弁当にしてピクニックに持っていくのもおすすめです。
バターの香りと塩味が相性バツグン『塩パン』
【材料:塩パン6個分】
<パン生地>
- 強力粉 : 200g
- 無塩バター:10g
- 塩 :3g
- 砂糖:5g
- 牛乳:140g
- ドライイースト:3g
<フィリング>
- バター:5g×6個分
- オリーブオイル:適量
- 岩塩:適量
【作り方】
- パン生地の材料をホームベーカリーにすべて入れる(こね+一次発酵)
- 6分割して15分のベンチタイムをとる
- 14cm×12cmのしずく型に伸ばす
- 左右の生地を真ん中まで折り合わせしっかりとじる
- 27cm×10cm程度に伸ばす
- しずく型の下の部分にバターを置き、包むようにして下の生地を巻く
- 巻き終わりを下にして天板に並べ、40℃で30分発酵させる
- ハケでオリーブオイルを塗り、真ん中に岩塩をトッピングする
- 230℃に予熱したオーブンを210℃に下げて15分焼く
バターを包み込んで岩塩をふりかけて焼き上げる塩パン。
バターが染み込んだ生地とトッピングの岩塩が絶妙にマッチしていて、焼き立てのおいしさは格別です。
そのまま食べるのはもちろんですが、サンドイッチにしてもおいしく召し上がれます。
ハムや野菜をはさんで朝食やランチにしても良いでしょう。
やさしいミルクの風味『ミルクパヴェ』
【材料:ミルクパヴェ6個分】
- 強力粉:140g
- 薄力粉:60g
- 砂糖:16g
- 塩:2g
- イースト:2g
- 牛乳:120g
- 練乳:20g
- 卵:20g
- 無塩バター:20g
【作り方】
- 牛乳に練乳を加え、電子レンジで人肌くらいまで温めてかき混ぜる
- 材料をホームベーカリーにすべて入れる(こね+一次発酵)
- 生地を長方形に伸ばす
- 三つ折りにする
- 折り畳んだ面を下側にして濡れ布巾をかけて20分のベンチタイムをとる
- 6等分に成形して最終発酵(40℃30分)
- 溶き卵を塗って190℃に予熱したオーブンで10〜13分焼く
ぷっくり膨らんだ四角い形がかわいいミルクパヴェ。
牛乳と練乳を練り込んだミルク風味のパンです。
ほんのり甘い香りとふんわりとした生地はお子様にも喜ばれます。
低糖質パンでダイエット!ホームベーカリーで作れる『オートミールパン』
【材料:オートミールパン4個分】
- 強力粉:150g
- オートミール(インスタントタイプ):50g
- ドライイースト:3g
- 塩:4g
- 油(サラダ油やこめ油など):20g
- A 砂糖:15g
- A 牛乳:60g
- A 水:80g
【作り方】
- 耐熱容器にAの材料を入れてレンジで600w20秒加熱する。
- ドライイースト、オートミール、強力粉50gを加えてスプーンでダマが残らないようによく混ぜる
- ②、残りの強力粉、油、塩をホームベーカリーに入れてこねる
- 生地がまとまったら、耐熱容器に入れてレンジで600w20秒加熱する
- 4分割して丸めたら、クッキングシートを敷いた天板にのせてラップや濡れ布巾をかけて10分のベンチタイムをとる
- 濡らした包丁で生地の表面にかるく切り込みを入れる
- 200℃に予熱したオーブンで10〜15分焼く
食物繊維が豊富で低糖質なため、ダイエット中の方におすすめなのがオートミールパン。
ヘルシーなだけでなく、ぷちっもちっとした食感はやみつきになります。
食事を楽しみつつ、健康的にダイエットをしたい方にぴったりです。
全粒粉入りでヘルシー『全粒粉ベーグル』
【材料:全粒粉ベーグル4個分】
- 強力粉:200g
- ドライイースト:4g
- A 全粒粉:50g
- A 塩:4g
- A サラダ油:10g
- B 砂糖:20g
- B 水:160g
茹でる用
- 水:2L
- はちみつ(砂糖でも可):大さじ2
【作り方】
- 耐熱容器にBの材料を入れてレンジで600w30秒加熱する。
- ドライイースト、強力粉100gを加えてスプーンでダマが残らないようによく混ぜる
- ②、残りの強力粉、Aの材料をホームベーカリーに入れてこねる
- 生地がまとまったら、耐熱容器に入れてレンジで600w20秒加熱する
- 生地を手で広げて手前からクルクル巻いてとじめをしっかりとじる
- 手でころころして15cmくらいにのばしてからドーナツ状にする
- 天板にのせてラップまたは濡れ布巾をかけて10分のベンチタイムをとる
- 鍋に水2リットル、はちみつまたは砂糖を大さじ2入れ、沸騰直前まで加熱して片面20秒ずつ茹でたら天板にのせる
- 210℃に予熱したオーブンで15〜20分焼く
パリパリ、もちもちの食感がたまらない全粒粉ベーグルです。
ツヤツヤに仕上げるポイントは、はちみつもしくは砂糖を入れたお湯で茹でること。ひと工夫でお店のような美しいベーグルが焼き上がります。
全粒粉ベーグルは朝食やランチにぴったりです。
子どもから大人まで大好き!ホームベーカリーで焼ける菓子パンレシピ3選
みんなが大好きな菓子パンレシピを3つ厳選しました。ホームベーカリーなら機械がこねている間にフィリングの準備ができるため時短になります。
みんなが大好きな『クリームパン』
【材料:クリームパン6個分】
<パン生地>
- 強力粉:180g
- 砂糖:15g
- 塩:3g
- ドライイースト:3g
- バターミルクパウダー(スキムミルクでも可):20g
- 全卵:26g
- 水:100g
- 無塩バター:18g
- アーモンドスライス:適量
<カスタードクリーム>
- 薄力粉:20g
- 砂糖:50g
- 牛乳 :200g
- 全卵:1個
- バニラエッセンス:2〜3滴
<カスタードクリーム>
- ボウルにカスタードクリーム用の全卵1個・砂糖50gを入れて白っぽくなるまで泡立てる
- 薄力粉20gをふるいながら加え、バニラエッセンスも加えてよく混ぜる
- 鍋に牛乳200gを入れて加熱し、沸騰直前に火を止め、ボウルに加えてよく混ぜる
- 鍋にボウルの中身を濾しながら戻す
- 弱〜中火にかけながら、とろみがつくまで絶えずよく混ぜる
- お好みのとろみになったら容器に出す
- 密着ラップをして保冷剤を上に乗せて粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす
<パン生地>
- アーモンドスライス以外のパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- ガス抜きをして6分割して10分のベンチタイムを取る
- 16cm×10cm程度の楕円形に伸ばし、生地の半分より上の部分にカスタードクリームをのせる
- 生地を二つ折りしてしっかりとじる
- 4箇所に1.5cmの切れ込みを入れる
- 天板に並べ、ラップと濡れ布巾をかぶせて二次発酵させる(40℃20分〜)
- 全卵(分量外)を塗り、アーモンドスライスを飾る
- 190℃に予熱したオーブンで13分焼く
バターミルクパウダーを練り込んだ少しリッチな風味が、あっさりめのクリームと好相性のクリームパンです。
インスタ映えするような派手なパンではありませんが、どこか懐かしく、素朴でほっとする家庭的な味わいのパンです。
イングリッシュマフィンの型で作れる『押しあんぱん』
【材料:押しあんぱん個分】
<パン生地>
- 強力粉:200g
- 砂糖:20g
- 無塩バター:20g
- 塩:3g
- 牛乳:140g
- ドライイースト:3g
<フィリング・トッピング>
- あんこ:240g
- 黒ごま:適量
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- ガス抜きして6分割し、15分のベンチタイム
- 丸め直してとじ目を上にし、12cmの円に伸ばす
- あんこをいれてしっかりとじる
- バターを塗った型にとじ目を下にして入れて発酵させる(35℃20分)
- 生地の真ん中に溶かしバターか牛乳(分量外)をハケで塗って黒ごまをのせる
- 210℃に予熱したオーブンを200℃に下げ、15分焼く
カリッとした表面とあんこの組み合わせがクセになる、とっておきのあんぱんです。
パン屋さんではなかなか売っていないため、おもてなしでお客様におだししても喜ばれるでしょう。
型に入れなければ、ふわふわのベーシックなあんぱんが焼けます。気分に合わせて焼き方を変えられるのも魅力の一つです。
翌日もふわっと柔らか『シナモンロール』
【材料:シナモンロール6個分】
<パン生地>
- 薄力粉:154g
- 強力粉:66g
- イースト:2g
- 塩:3g
- はちみつ:27g
- 牛乳:132g
- バター:22g
<シナモンバター>
- シナモン:3g
- バター:40g
<アイシング(クリーム)>
- 粉糖:50g
- 水:5g〜
【作り方】
- すべての材料をホームベーカリーに入れる(こね15分)
- グルテン膜ができるかチェックし、うまく膜がはらなければ追加でこねる
- ホームベーカリーに再びセット(発酵50分)
- 発酵良好ならガス抜きをして丸めて10分のベンチタイムをとる
- バターとシナモンを混ぜ合わせてシナモンバターを作る
- カード4枚分の長さに生地を伸ばし、上を5㎝あけてシナモンバターをぬり広げる
- 巻き上げて生地を6等分にカットする
- マフィン型に入れて発酵させる(35℃30~40分)
- 190℃に予熱したオーブンで13~15分焼き、アイシングをかける
翌日でもふわっとやわらかなシナモンロール。
あっさりめでぺろりと食べられるため、シナモンロールのずっしりとした重たさが気になる方にもおすすめです。
アイシングまで頑張って美しく仕上げたら、完成したときの喜びもひとしお。
美味しいコーヒーと一緒に楽しむ、お休みの日の優雅なティータイムにうってつけのパンです。
朝食やランチにも!ホームベーカリーで作れる惣菜パンレシピ3選
焼き立ての惣菜パンはお休みの日のランチにもぴったり。作りたてはもちろん、時間が経ってもおいしい惣菜パンを3つ厳選しました。男性や甘いものが苦手な方にも喜ばれます。
揚げたてのサクサクで手が止まらない『カレーパン』
【材料:カレーパン6個分】
<パン生地>
- 強力粉:180g
- イースト:2g
- 塩:3g
- 砂糖:22g
- 卵:36g
- 牛乳:108g
- 無塩バター:18g
<フィリング>
- カレールゥ:200g
- ポテトフレーク:20g
<その他>
- パン粉:適量
- 揚げ油:適量
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵35分)
- フィリングの材料を混ぜ合わせておく
- ガス抜きし、6個分割して丸めて10分のベンチタイムをとる
- 12㎝×16㎝に広げてカレーをのせて包みこむ
- 卵→パン粉順につけて発酵させる(35〜40℃20分)
- 160℃の油で揚げる
サクサクもちもちで手が止まらなくなるカレーパン。
残り物のカレーでも、レトルトカレーを使ってもOK。中に入れるルーによって変化をつけられるのも楽しいですね。
子どもや大人にも人気!『ベーコンマヨチーズパン』
【材料:ベーコンマヨチーズパン6個分】
<パン生地>
- 強力粉:200g
- 砂糖:20g
- 無塩バター:20g
- 塩:3g
- 生クリーム:30g
- 牛乳:125g
- ドライイースト:3g
<フィリング> ※すべて混ぜておく
- 水切りコーン:135g
- 細切りベーコン:35g
- マヨネーズ:30g
<トッピング>
- チーズ:60g
- ドリュール用卵:適量
- ドライパセリ:適量
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- ガス抜きし、6分割して15分間のベンチタイムをとる
- 丸め直して10cmの円に伸ばす
- バターを塗った方に入れ、天板に並べて発行させる(40℃30分)
- ドリュール用の卵を塗り、スプーンで真ん中をくぼませ、混ぜておいたフィリングをのせる
- チーズをトッピングし、180℃に予熱したオーブンで15分焼き、ドライパセリを散らす
ボリューミーで満足感を得られるベーコンマヨチーズパン。
家にある材料で手軽に作れる、子どもにも男性にも大好評の惣菜パンです。
ベーコンの旨味、コーンのシャキシャキ感、チーズマヨ、ふわふわの生地…失敗知らずの美味しい組み合わせです。
大人はブラックペッパーを挽いてアクセントにするのも良いでしょう。
マヨネーズ好きには堪らない!『こがしマヨのツナパン』
【材料:こがしマヨのツナパン6個分】
<パン生地>
- 強力粉:160g
- 薄力粉:40g
- イースト:2g
- 塩:2g
- 砂糖:30g
- 水:130g
- 無塩バター:24g
<フィリング> ※すべて混ぜておく
- ツナ缶:2缶
- コーン缶:50g
- マヨネーズ:好きなだけ
<トッピング>
- パセリ:適量
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵45分)
- ガス抜きし、丸めて10分間のベンチタイムをとる
- 生地を縦36㎝に広げ、フィリングをのせて巻き上げる
- 6分割してアルミカップに乗せて発酵させる(35℃15分)
- オーブンを190℃に予熱する(予熱完了するまで生地は室温で発酵させる)
- マヨネーズをかけて190℃で14〜16分焼く
こんがりと色づいたマヨネーズが食欲をそそる、子どもが大好きなツナマヨパン。
卵や牛乳を使わないでふわふわの生地に仕上げるのがポイントです。
アルミカップにのせて焼き上げるため、型を持っていない方でも作れます。
硬めの食感が大好き!ホームベーカリーで作れるハードパンレシピ3選
パリッとした軽い食感と、噛むほどに小麦の旨味が感じられるハード系のパンを3つ厳選しました。
そのままはもちろん、パスタの付け合せにしたり、パンを主役にした献立を考えたりと、お料理との組み合わせも楽しめるパンです。
長さ35cm!カットして冷凍保存もOK『ドデカ塩バターフランス』
【材料:ドデカ塩バターフランス1個分】
<パン生地>
- 強力粉:300g
- 砂糖:4.5g
- 塩:6g
- ドライイースト:2g
- 水(27℃):210g
- 無塩バター:15g
<トッピング>
- 粗塩:適量
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵90分)
- 丸めて20分間のベンチタイムをとる
- 成形して二次発酵させる(60分間)
- 仕上げをして200℃で23~25分焼く
外パリ中フワ、ジャンボサイズのソフトフランスです。
スライスして冷凍保存できるため、朝食や小腹が空いた時にさっと温めて手軽に食べられます。
こんがりとトーストしてバターとはちみつをのせるのが一押しの食べ方。
塩気と甘さのバランスが絶妙で止まらなくなる美味しさです。
ナッツの香りと食感が楽しめる『ピーカンナッツクッペ』
【材料:ピーカンナッツクッペ2個分】
<パン生地>
- 強力粉:200g
- 砂糖:20g
- 無塩バター:20g
- 塩:3g
- 牛乳:140g
- ドライイースト:3g
<トッピング>
- 強力粉:適量
- バター:20g
- ピーカンナッツ:70g(刻んでおく)
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- 具入れブザーがなったらピーカンナッツを入れる
- ガス抜きをし、2分割して15分間のベンチタイムをとる
- 丸め直して17cm×15cmの楕円形に伸ばす
- 上下の生地を真ん中まで折り込んだ後、2つに折りたたみしっかりと閉じる
- オーブンシートを敷いた天板にとじ目を下にして並べて発行させる(40℃30分)
- 強力粉をふるってまぶし、クープを入れ、バターをのせる
- 190℃に予熱したオーブンで16分焼く
ピーカンナッツをたっぷり入れた贅沢なクッペ。
パリッとした皮と香ばしいピーカンナッツの組み合わせは、飽きのこない味わいです。
トーストするとより一層香ばしさが増し、美味しく召し上がれます。
スープやサラダと合わせると、優雅な朝食の出来上がりです。
ハードな食感とたっぷりのチーズで納得の食べごたえ『ライ麦黒ゴマチーズパン』
【材料:ライ麦黒ゴマチーズパン6個分】
<パン生地>
- 強力粉:170g
- ライ麦:30g
- 砂糖:20g
- 無塩バター:20g
- 塩:3g
- スキムミルク:15g
- 水:130g
- ドライイースト:3g
<トッピング>
- 強力粉:適量
- 黒ごま:20g
- チェダーチーズ:100g
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- 具入れブザーがなったら黒ごまを入れる
- ガス抜きをし、6分割して15分のベンチタイムをとる
- 丸め直して10cm×13cmの楕円形に伸ばす
- チーズをのせてしっかりと閉じる
- オーブンシートを敷いた天板にとじ目を下にして並べて発行させる(40℃30分)
- 強力粉をふるってまぶし、クープを3本入れる
- 200℃に予熱したオーブンを190℃に下げて15分焼く
黒ごま香る、たっぷりのチェダーチーズがたまらないハードパンです。
ライ麦をブレンドしているため、噛みごたえがあり、満足感&満腹感を得られます。
チェダーチーズでなくて、好みのチーズでも美味しく作れます。
食べたい分だけ食べれる!ホームベーカリーで作れるちぎりパンレシピ3選
小さなパンがぎゅっと集まった、かわいらしいちぎりパンのレシピを3つ厳選しました。
家族や友人と仲良く分け合いながら食べられる、ホームパーティーにもぴったりなパンです。分割して丸めたら型に入れるだけなので、手軽に作れます。
ふんわりやわらか│白い練乳ちぎりパン
【材料:白い練乳ちぎりパン】
- 強力粉:200g
- 砂糖:20g
- 練乳:20g
- 無塩バター:20g
- 塩:3g
- 牛乳:140g
- ドライイースト:3g
トッピング
- 強力粉:適量
【作り方】
- すべての材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- ガス抜きをし、16分割して15分のベンチタイムをとる
- オーブンシートを敷いた型に並べて発酵させる(40℃30分)
- 強力粉を振るってかける
- 160℃に予熱したオーブンを150℃に下げて15分焼く
※焼き始めてから9分程経過したらアルミホイルをかぶせる
焼き立てのやわらかさを味わってもらいたい、ほんのり甘いちぎりパンです。
赤ちゃんのほっぺのような、ほわほわな生地とやさしい練乳の香りがたまりません。
お休みの日、家族や友人でわいわい食べるおやつの時間にぴったりです。
皆大好き!もちもち食感!ホームベーカリーで作れる『米粉のちぎりパン』
【材料:米粉のちぎりパン】
<パン生地>
- 強力粉:160g
- 米粉:40g
- 砂糖:20g
- 無塩バター:20g
- 塩:3g
- 水:130g
- ドライイースト:3g
<ドリュール>
- 牛乳:少々
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- ガス抜きをし、16分割して15分間のベンチタイムをとる
- オーブンシートを敷いた型に並べて発酵させる(40℃30分)
- ハケでドリュール用の牛乳を塗る
- 180℃に予熱したオーブンで13分焼く
※焼き始めてから9分程経過し焼き色がついたらアルミホイルをかぶせる
もちもち食感が好きな方におすすめなのが米粉入りパン。
誰でも美味しく食べられるため、食事に合わせるのもおすすめです。
大きなお皿にどーんとのせたら、あとは家族が好きにちぎって食べられる手軽さも嬉しいポイントです。
米粉の場合におすすめなホームベーカリーも紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。
お芋がたっぷり詰まった『スイートポテトちぎりパン』
【材料:スイートポテトちぎりパン】
<パン生地>
- 強力粉:200g
- 砂糖:20g
- 無塩バター:20g
- 塩:3g
- 牛乳:140g
- ドライイースト:3g
<スイートポテト>
- さつまいも:250g
- 三温糖:30g
- バター20g
- 牛乳:35g
<トッピング>
- 卵:適量
- 黒ごま:適量
【作り方】
- すべてのパン生地材料をホームベーカリーに入れる(こね+一次発酵)
- さつまいもを茹でて潰す
- バター、三温糖、牛乳の順に入れてよく混ぜて冷やしておく
- 一次発酵が終わったらガス抜きし、15分のベンチタイムをとる
- 30cm×27cmの長方形に伸ばす
- 上5cmを開けてさつまいもペーストを塗り、下から巻き上げてしっかりとじる
- とじ目を下にして9等分にカットする
- オーブンシートを敷いた型に並べて発酵させる(40℃30分)
- ハケでドリュール用の溶き卵を塗り、黒ごまを飾る
- 180℃に予熱したオーブンで15分焼く
お芋好きにはたまらない、さつまいもが、ぎっしり詰まったボリュームたっぷりのスイートポテトちぎりパン。
くるくるとした見た目も可愛く、おやつにぴったりなパンです。
なめらかさをだしたいときはシルクスイート、ごろっと感をだしたいときは安納芋と、使用するさつまいもの品種を変えてみるのも楽しいです。
贅沢なもちもち食感が焼きたてで食べられる!ホームベーカリーで作れる天然酵母パンレシピ6選
もちもち食感が美味しい天然酵母パンのレシピを6つ厳選しました。
他のパンと同じく、手軽に作れるので、いつもとはちょっと違うパンを作りたい時や、自然派な人におすすめです。
ベーシックなパンから、お惣菜パンまで幅広くご紹介します。
白神こだま酵母『しっとりパン』
【材料:白神こだま酵母『しっとりパン』(1斤)】
- 強力粉:280g
- 塩:4g
- 砂糖:14g
- 無塩バター:14g
- 水:156g
- 白神こだま酵母ドライ:4g
- ぬるま湯(35℃):12g
【作り方】
- ホームベーカリーに【強力粉・塩・砂糖・無塩バター・水】を入れて食パンコースでスタート
- ぬるま湯に白神こだま酵母をふりかけ、よく混ぜ5分以上おく
- ホームベーカリーをスタートさせてから約20分後、『ねかし』表示になったら、白神こだま酵母を生地に加える
- 焼き上がったらすぐに取り出して冷ます
白神こだま酵母で作る「しっとりパン」は、もちもち+しっとりな贅沢食感!
そのまま主食として食べるのがおすすめです。
しっとりしていて食べやすく、小麦の旨みやバターの香りをダイレクトに感じることができます。
ホシノ天然酵母で作る『天然酵母食パン』
【材料:ホシノ天然酵母で作る『天然酵母食パン』(1斤)】
- 生種:25g
- 強力粉:300g
- 砂糖:17g
- 塩:5g
- 水:180g
【作り方】
- ホームベーカリーに強力粉、砂糖、塩、生種、水を入れて食パンコースでスタート
- 焼き上がったらすぐに取り出して冷ます
ホシノ天然酵母で作るベーシックな天然酵母パンのホームベーカリーレシピ。
焼きたてをそのまま食べるのはもちろん、トーストにして食べるのもおすすめです。
バターを乗せると、パン自体の甘さが際立ちます。
ホシノ天然酵母でつくる『全粒粉卵パン』
【材料:ホシノ天然酵母でつくる『全粒粉卵パン』】
- 生種:25g
- 全卵:50g
- 水:100g
- 砂糖:12g
- 強力粉:125g
- 全粒粉:125g
- 塩:5g
- 無塩バター:10g
【作り方】
- ホームベーカリーに【強力粉・全粒粉・塩・砂糖・無塩バター・生種・全卵・水】を入れて食パンコースでスタート
- 焼き上がったらすぐに取り出して冷ます
健康志向の方に人気の全粒粉パンもホームベーカリーで作ることができます。
全粒粉パンはパサパサしてしまいがちですが、天然酵母のおかげで食感はもちもち!!
さらに、卵を入れたおかげでふっくらしっとり、甘みのある味わいになるので、全粒粉パンを食べ慣れていない人にもおすすめのレシピです。
白神こだま酵母でつくる『米粉100%パン』
レシピ・写真出典:cook pad
【材料:ホシノ天然酵母でつくる『全粒粉卵パン』】
- 水:230g
- 蜂蜜:25g
- 塩:5g
- オリーブオイル:10g
- 天然酵母(白神こだま酵母ドライG):5g
- 米粉(ミズホチカラ):280g
【作り方】
- ホームベーカリーに【蜂蜜・塩・オリーブオイル・ミズホチカラ・天然酵母】を入れて、食パンコース(シロカのホームベーカリープラスの場合はメニュー11)を押してホームベーカリーをスタート
- 焼き上がったらすぐに取り出して冷ます
白神こだま酵母は、しっとりやわらかになるので米粉と合わせることで、モッチモチの仕上がりに!
トーストすると、カリカリになる歯応えも癖になります。
「小麦を控えたいけどパンを食べたい!」という人におすすめのレシピです。
白神こだま酵母でつくる『低糖ふすまパン』
レシピ・写真出典:cook pad
【材料:白神こだま酵母でつくる『低糖ふすまパン』】
- 冨澤商店ふすまパンミックス:200g
- 卵:1個
- 白神こだま酵母:小さじ1+1/2
- バター(またはココナッツオイル):35g
- デーツシロップ(またはハチミツ):10g
- 塩:2g
- ぬるま湯:210ml
【作り方】
- 人肌くらいの温度のぬるま湯を用意する
- 液体が下になるように液体→ドライの順で材料をすべてホームベーカリーに入れる
- レーズンや胡桃を入れたい場合は入れる
- 早焼きを選択し、コネ始めて生地がまとまったところで、ホームベーカリーの蓋を開けて、水分が足りなさそうであれば水を少し足す
白神こだま酵母でつくる『低糖ふすまパン』は、健康志向の方におすすめの自然派低糖質パン。
食感や風味は普通の食パンに近いため、「市販の低糖質パンの風味や食感が苦手」という人でも食べやすいでしょう。
お好みで胡桃やレーズン、クランベリーなどを入れて「味変」を楽しむのもおすすめです。
自家製天然酵母の『ミックスシードライ麦パン』
レシピ・写真出典:cook pad
【材料:自家製天然酵母のミックスシードライ麦パン】
- 水:170ml
- きび砂糖:大さじ1.5
- 塩麹:小さじ2
- 元種:140g
- 強力粉(ゆめちからブレンド):240g
- ライ麦粉:40g
- 好みのシード:50g
- オリーブオイル:10g
【作り方】
- 全ての材料をホームベーカリーに入れてスイッチオン
- 焼き上がったらあら熱をとる
天然酵母を使ったライ麦パンのレシピです。
かぼちゃのたねや松の実などの「シード」をたっぷり入れることで、さらに香ばしい味わいを楽しむことができます。
ミネストローネなどの具沢山のスープとよく合うので、ぜひ一緒に作って食べてみてください。
ホームベーカリーにおすすめの小麦粉
ホームベーカリーを使う際に、どの小麦粉を使えばいいのかを用途別に3つまとめました。
- 外国産小麦粉:パン作りに失敗したくないし費用も抑えたい
- 国産小麦:安全性を重視したい
- 準強力粉:ハード系パンを作りたい
1つずつ解説していきます。
失敗したくないし費用を抑えたいなら外国産小麦粉
パン作りに失敗したくないし費用も抑えたいなら外国産の小麦粉を選びましょう。
外国産小麦粉はタンパク質量が多いため、初心者でもふっくらとしたパンが作れますし、スーパーで安く手に入れられます。
また、国産に比べて収穫時期による品質のばらつきも少ないため、失敗の原因になりにくいです。
(参考:一般財団法人 製粉振興会│小麦について(2)国内の小麦生産をめぐる諸課題より)
初心者の方は手に入りやすく扱いやすい外国産小麦からパン作りを始めるのがおすすめです。
安全性にこだわるなら国産小麦粉
安全性を求めるのであればポストハーベスト(※)の心配がない国産小麦がおすすめです。
実際に、農民連食品分析センターで行った小麦製品のグリホサート(除草剤の主成分)残留調査では、外国産使用の製品からは微量の検出が確認された一方、国産使用の製品からは検出されませんでした。
この結果からも、国産がより安全性の高い小麦であることが分かります。安心できる材料でパン作りをしたい方は、国産小麦を選んでください。
<参考>
ハード系パンを作るなら準強力粉
フランスパンなどのハード系のパンを作りたいなら、準強力粉を選びましょう。
準強力粉だと『タンパク質』の量がハード系のパンに適しているからです。
- 強力粉:11.5〜13.0
- 準強力粉:10.5〜12.5
- 中力粉:7.5〜10.5
- 薄力粉:6.5〜9.0
強力粉だと、もちもちしてしまいますし、中力粉・薄力粉だとタンパク質が少なく準強力粉ほど膨らみません。
ハード系のパンを作りたいなら、ある程度のボリューム感を出しつつ、噛みごたえを出せる準強力粉がおすすめです。
ホームベーカリーを使う際に、どんな小麦粉を使うか迷っている方は下記の記事もチェックしてみてください。
パン作りでよく使う材料で自宅にあって代用できるもの
バターやスキムミルクが足りない時に、自宅にある材料で代用できるものを2つご紹介します。
バターはマーガリンやショートニングでも代用できる
バターがない場合は、マーガリンやショートニングで代用が可能です。
マーガリンやショートニングには、可塑性油脂(※)という共通点があり、バターと同じように生地の伸びを良くする効果があります。
サラダ油やオリーブ油は、可塑性がないので代用はおすすめできません。
スキムミルクは牛乳で代用できる
スキムミルク(脱脂粉乳)がないときは、代わりに牛乳が使えます。
そもそも、牛乳から脂肪と水分を除いて粉末状にしたものがスキムミルクであり、代用しても風味と焼き色をつける効果は得られます。
注意していただきたいのは、代用する場合はスキムミルクと同じ濃さにするため10倍量の牛乳を加えてください。
牛乳を加えることで水分が多くなってしまうため、増えた分だけ水分量の調整が必要です。減らす水分量は、加える牛乳の量からレシピのスキムミルクの量を引くと計算できます。
(参考:日本乳業協会│乳と乳製品のQ&A)
もしスキムミルクを切らしてしまった場合は、水分量を注意して牛乳で代用してください。
ホームベーカリーでパンを作る際に知っておくべきこと
ここではホームベーカリーでパンを作る際に、知っておくと役立つ知識をご紹介します。
発酵不足や過発酵を防ぐには生地温度を適切にコントロールする
パン生地の温度が高かったり、低かったりすると発酵不足や過発酵の原因になるので温度管理はしっかりしましょう。
適切な生地温度(26〜28℃)が保てないとイースト(酵母)の活動が鈍くなり発酵がうまく進められません。
表に、暑い・寒い時期に使える対策をまとめましたので参考にしてください。
時期 | 対策 |
---|---|
暑い時期(25℃以上の場合) |
|
寒い時期(10℃以下の場合) |
|
材料は正確に計量し、新しいものを使う
材料が多かったり少なかったり、イーストの賞味期限が切れていると発酵の失敗の原因になります。
できるだけ水や牛乳などの液体は計量カップではなく、0.1g単位で計量できるデジタルスケールで量りましょう。
天然酵母パンを作りたいけど天然酵母コースがない場合は『発酵力が強い酵母』を使う
天然酵母コースのないホームベーカリーで天然酵母パンを焼きたい場合は、発酵力が強い酵母を使ってください。
数時間でパンが焼ける通常コースで天然酵母のパン焼いてしまうと発酵不足になってしまう可能性が高いです。
しかし、イーストと同じくらい発酵力の高い発酵力の強い酵母(白神こだま酵母など)なら通常コースでも問題なくパンが焼けます。
ホームベーカリーに天然酵母コースがなくても天然酵母パンを作りたい場合は、発酵力の高い酵母を使ってください。
焼き上がったパンを美味しく保存する方法
せっかく手作りしたパンをできるだけ長く美味しく食べれるように3つのポイントをご紹介します。
- 常温でしっかり冷ましてから保存する
- 乾燥を防ぐために袋に入れる
- すぐに食べられないときは冷凍する
1つずつ詳しく解説します。
①常温でしっかり冷ましてから保存する
パンが焼き上がったらパンケースからすぐに取り出して常温でしっかりと冷ましましょう。
冷める前に袋に入れたり、ラップをしたりすると蒸気でパン表面が湿ってふやけてしまいます。
②乾燥を防ぐために袋に入れる
パンを焼いて、冷たくなってきたら乾燥から守るために袋に入れて常温で保存しましょう。
パンは時間が経つほど乾燥して硬くなります。
空気に触れる状態で保存していると本来の美味しさを失うので、パンが冷めてきたら袋に入れてあげましょう。
③すぐに食べられないときは冷凍する
翌日中に食べきれないときは1つずつラップに包み、袋に入れて冷凍保存しましょう。
ラップと袋の二重に包むことで冷凍による乾燥からパンを守ります。
ホームベーカリーを活用したレシピで、おうちで手軽に焼き立てパンを楽しもう!
ホームベーカリーでは、毎朝食べたいパンや、特別な日に食べたいパンまで、さまざまな種類のパンを作ることができます。
生地作りをおまかせしている間に、家事をすませることもフィリングにこだわることも可能です。
お気に入りのレシピを見つけて、手作りパンのある生活を楽しみましょう。
まだホームベーカリーを持っていない方は下記記事もチェックしてみてください。
執筆者
- 年間500個のパンを食べるパン好き。パンが好き好きすぎて2022年に白神こだま酵母(天然酵母)でパンを作っている株式会社サラ秋田白神に入社。毎朝天然酵母パンを食べて、休日はパン屋巡りをしています。
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