外はサクサク、中はふわふわな食感が美味しい菓子パンであるメロンパン。
「カロリーは高い?」という疑問が浮かぶ人も少なくありません。
結論からいうと、一般的なメロンパンのカロリーは、349kcalで、食パンやフランスパン、あんぱんなどと比べると、カロリーは高いです。
本記事では、他のパンや、メーカー別のメロンパンのカロリーを徹底比較!
あわせて、ダイエット中でもメロンパンを食べたい!という方のために、太りにくい食べ方も紹介します。
「メロンパンは好きだけど太りたくない」という人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
メロンパンのカロリーはメーカーによって異なる
あすけんによると、一般的なメロンパンのカロリーは349kcalです。
ただし、使っている材料や配合により、カロリーは大きく変わるため、メーカーによってメロンパンのカロリーは変わると言えます。
基本的なメロンパンの材料は、小麦粉・バター・牛乳・砂糖・卵・ドライイースト・ベーキングパウダーなどです。
ここに、チョコチップやホイップなどのトッピングが加わると、当然ながらカロリーは高くなります。
メロンパンのカロリーは他のパンと比べると高め
以下のように、メロンパンのカロリーは他のパンの比べると高めです。
- メロンパン:349kcal
- 食パン(6枚切り):149kcal
- クロワッサン:219kcal
- フランスパン(1/3本80g):231kcal
- あんぱん(こしあん):228kcal
参照:あすけん
メロンパンは、砂糖やバターを多く使っていることがほとんどなので、カロリーも他のパンと比べると当然高くなると言えるでしょう。
コンビニ各社のメロンパンのカロリーを比較!
筆者が実際に食べたコンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップ)のメロンパンのカロリーはそれぞれ以下の通りです。
※コンビニ別に低カロリー順に並べています
【セブンイレブン】
- 国産小麦使用 ふんわりメロンパン:340kcal
- レモンクリームメロンパン:357kcal
- 富良野メロンのホイップメロンパン:377kcal
- クリスピーメロンパン キャラメリゼ仕立て:387kcal
- チョコチップ入りメロンスティック:486kcal(1本あたり81kcal))
【ローソン】
- ICHIBIKO 苺メロンパン:359kcal
- ふわサクっ!メロンパン:373kcal
- チョコチップメロンパン:419kcal
- じゅわチョコ塩メロンパン:431kcal
- じゅわバタ塩メロンパン:461kcal
【ファミマ】
- もちっと食感の北海道メロンパン:244kcal
- ホイップメロンパン:334kcal
- チョコチップメロンパン:359kcal
- ファミマ・ザ・メロンパン:362kcal
- 濃い宇治抹茶メロンパン:374kcal
- あまおう苺のメロンパン:380kcal
- 生メロンパン(メロンホイップ):390kcal
- いちご果肉入りホイップのメロンパン:394kcal
- バタークロワッサンメロンパン:404kcal
- 【安食雄二シェフ監修】ティラミスメロンパン:409kcal
- チョコホイップのバタークロワッサンメロンパン:420kcal
- チョコメロンパン(ミルクホイップ):425kcal
【ミニストップ】
- 大きなふんわりメロンパン:397kcal
※1袋あたりのカロリー
上記の23種類のメロンパンのカロリーの平均は386kcal。
ホイップ入りのメロンパンや、チョコレートコーティングのメロンパンが多いため、あすけんによる「一般的なメロンパン」よりも高めの数値となりました。
プレーンタイプのメロンパンと比べると、チョコレートコーティングがされていたり、ホイップが入っていたり、チョコチップが入っていたりすると、さらにカロリーが高くなる傾向にあります。
トッピングがあるメロンパンを食べる際は、「必ず1個まで」と決めた方が、身体の健康に影響を及ぼさないでしょう。
糖質が多い?メロンパンに含まれる栄養成分も解説
一般的なメロンパンに含まれている栄養成分は以下の通りです。
- エネルギー:349kcal
- タンパク質:8.0g
- 脂質:10.5g
- 炭水化物:59.9g
- 塩分:0.5g
参照:あすけん
一般的なメロンパンの糖質量は59.9g。
厳密には決まっていませんが、炭水化物の1食あたりの摂取目安は、約80〜100g程度だと言われているので、特別多いわけではないように見えます。
ただし、メロンパンは甘い菓子パン。
「食事」というよりも、「おやつ」として食べる人がほとんどでしょう。
そのため、通常の食事とのバランスを見ながら「食べ過ぎ」に注意しながら、食べるようにしてください。
太りにくいメロンパンの食べ方
パンの中ではカロリーが高く、糖質も多めなメロンパンですが、食べ方を工夫することで、普通に食べるよりは太りにくい状態を目指すことができます。
太りにくいメロンパンの食べ方は以下の通りです。
- 朝食か昼食の時間に食べる
- プレーンのメロンパンを選ぶようにする
- 小さいメロンパンを選ぶようにする
- 糖質や脂質の代謝を促すビタミンB群も一緒に食べる
- 温かい飲み物やスープと一緒に食べる
それぞれの食べ方について詳しく解説します。
朝食か昼食の時間に主食の置き換えとして食べる
メロンパンは高カロリー・高脂質・高糖質・・・。
「食べたいけど太りたくない!」という場合は、朝食か昼食に時間に食べるのがおすすめ。
特に、朝食として食べれば、朝の脳みそを動かす原動力にもなる上に、活動量が多い時間なので、何も考えずとも、摂取したカロリーを消費できるでしょう。
プレーンのメロンパンを選ぶようにする
チョコレートコーティングや、ホイップ入りのメロンパンはどうしても高カロリーになりがち。
メロンパン自体、他のパンと比べるとカロリーが高めなパンです。
ただし、プレーンのメロンパンはトッピングがあるものよりはカロリーが低いので、「ダイエット中でもどうしてもメロンパンが食べたい」という場合は、トッピングのないシンプルなメロンパンを選ぶようにしましょう。
小さいメロンパンを選ぶようにする
ダイエット中にメロンパンを食べたい場合は、できるだけ小さなメロンパンを選ぶようにしましょう。
コンビニなどで、スティックタイプのものも売っています。
小さいメロンパンであれば、1食あたり100Kcal未満であることがほとんどなので、ダイエット中のおやつにしても体重が大きく変わる可能性は低いでしょう。
糖質や脂質の代謝を促すビタミンB群も一緒に食べる
メロンパンは糖質や脂質も高めなパンなので、一緒にそれらを代謝する働きを持つビタミンB群が入っている食べ物を摂取するのがおすすめ。
ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンなどを指します。
ビタミンB群が不足すると、身体の代謝がうまく行えないので、特にダイエット中はメロンパンを食べる時ではなくても、多めに食べるのがおすすめです。
ビタミンB群を多く含む代表的な食材は以下の通り。
- 豚肉
- 鶏ささみ
- 鶏レバー
- さば
- カツオ
- ごま
- 玄米
- アーモンド
- アボガド
など
ぜひ、これらの食材をダイエット中の食事に取り入れてみてください。
温かい飲み物やスープと一緒に食べる
温かい飲み物やスープと一緒に食べることで、満足感が高まります。
また、早食いを防ぐことができるので、血糖値の急上昇による「太りやすい身体作り」を妨げることも可能です。
ダイエット中にメロンパンを食べるときは、紅茶やコーヒーなどの温かい飲み物や、野菜スープなどと、ゆっくり交互に食べることで、より少ない量で満足できるでしょう。
もしメロンパンが余ったら、サランラップなどでしっかり密閉して冷凍庫などで保管しておくのがおすすめです。
メロンパンのカロリーに関するよくある質問
メロンパンのカロリーについてよくある以下の2つの質問について詳しく解説します。
- ダイエット中にメロンパンは食べてもいい?
- 糖質制限中にメロンパンを食べてもいい?
メロンパンのカロリーに関する疑問がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
ダイエット中にメロンパンは食べてもいい?
食べる時間や、食べる量、食べ合わせを考えて食べれば、ダイエット中にメロンパンを食べても体重に大きな影響を及ぼす可能性は低いでしょう。
具体的には、以下のような食べ方を試してみてください。
- 朝食か昼食の時間に食べる
- プレーンのメロンパンを選ぶようにする
- 小さいメロンパンを選ぶようにする
- 糖質や脂質の代謝を促すビタミンB群も一緒に食べる
- 温かい飲み物やスープと一緒に食べる
なお、「気をつけているから」といって、毎日食べるのはおすすめしません。
特にダイエット中は、2週間に1回程度の「ご褒美」として食べるのが良いでしょう。
糖質制限中にメロンパンを食べてもいい?
糖質制限中は、メロンパンを食べる量を減らすのがおすすめです。
おやつなどで、血糖値に影響を与えにくい糖質の目安は10g程度。
メロンパンを食べたい場合は、丸々一個食べるのではなく、1/5〜1/4個程度の量にして食べるようにしましょう。
まとめ
メロンパンは、以下のように他のパンと比べると、カロリーが高めのパンです。
- メロンパン:349kcal
- 食パン(6枚切り):149kcal
- クロワッサン:219kcal
- フランスパン(1/3本80g):231kcal
- あんぱん(こしあん):228kcal
参照:あすけん
「ダイエット中でもメロンパンを食べたい」という人は、以下のように、食べるタイミングや、食べ合わせ、食べる量を考えながら食べるようにしましょう。
- 朝食か昼食の時間に食べる
- プレーンのメロンパンを選ぶようにする
- 小さいメロンパンを選ぶようにする
- 糖質や脂質の代謝を促すビタミンB群も一緒に食べる
- 温かい飲み物やスープと一緒に食べる
メロンパンは高カロリーですが、美味しいのも事実。
食べ過ぎには気をつけて、程よい量を食べましょう。
※本記事は、2025年1月25日に更新しています。
※記事内の情報は、2025年1月25日現在の情報のため、料金やパンの種類の変更がある場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
※記事内の表示価格は全て税込価格
執筆者
- バゲットをはじめとしたハード系のパンが大好き。そのままの味はもちろん、レバーペーストやバター、チーズなどをのせて、パンライフを楽しんでいます。パンに合う付け合わせや、飲み物も考えるのが好きなWebライターです。
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